満次郎の会

満次郎の会

宝生流能楽師、辰巳満次郎氏の写真を撮らせていただいて、はや9年。
年1の独演会「満次郎の会」の第1回目からお付き合いをさせていただいている。
9年前の演目“邯鄲”はその後、私のスチール写真で構成されたDVDが発売された。9年前がほんのつい最近の事のようだ。
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http://manjiro-nohgaku.com/dvd/noh-m1/

本当に人生とはきっと「一炊の夢」なのだ。

能に関しては、このブログ見出し部分にある「作品ページ」の(ACTIVITYの項目)でこれまでいろいろと思いを綴ってきたので、ここでは割愛することにして、
先日、今年の第9回満次郎の会の宣材用写真撮影が終わったので、ホクホクの湯気が出ているまだチラシにもパンフレットにもなっていない写真を載せてみた。(満次郎さんの了承済み!)
今回のテーマは「修羅」と「無常」だそうで、新作能の“マクベス”と古典“景清”。
おなじみ、狂言の野村萬斎さんはじめ、囃子方もゲスト出演は毎回ゴージャスだ。まだお能を見たことない方、是非1度能楽堂へ足を運ばれてみてはいかがだろう。
第9回満次郎の会は平成29年11月26日(土)@宝生能楽堂


「景清」親子の再会シーン

この衣装、後ろから見るとまるでステルス戦闘機。

下はマクベスの見せ場シーンのひとつ(全盛期のマクベス)


撮影の合間の満次郎さん。
休憩中だからと言って、衣装や面を取ることもできず、脚を伸ばすぐらいがやっと。
絵になるので、1枚パシャリ!と隠し撮り。


マクベスの亡霊。。。それらしい色味とライティングに変えてみたら、なんか落ちぶれ感が凄い…この写真はどこにも使われそうにないのでここに登場させてみた。哀れなマクベス…